ワラビはウラボシ科の多年草で、全国の山地、草地などの排水と日当たりの良い土地に生えます。葉は成長すると1mほどの草丈となり、3回羽状複葉です。春にこぶし状に巻いた若芽をあく抜きして食用とします。また根よりデンプンが採れ、ワラビ粉餅などが作られます。
ゼンマイはゼンマイ科の多年草で、全国の山地、原野、湿地などに生え、早春に葉がこぶし状に巻いた若芽をあく抜き、下処理をして食用とします。
1. 抗酸化活性
ワラビ、ゼンマイには強いラジカル消去活性が存在しており、この活性とポリフェノール含量は相関していると報告されています。
2. ワラビの発癌性
ワラビにはプタキロサイドという回腸、盲腸、膀胱などに癌を発症させる物質を含んでいるが、灰や重曹を用いたあく抜きによりほとんどが除かれるため、通常の食用頻度では問題がないとされています。
● 材料(4人分)
わらび(アク抜きしたもの)…300g
しょうゆ…大さじ1 1/2
おろし生姜…大さじ1/2
● 作り方
わらびは4〜5cm長さに切り、熱湯でさっと茹でる。
しょうゆとおろし生姜を合わせて、わらびが熱いうちに和える。
冷たくしていただく。シンプルで一番おいしい。
● 材料(4 人分)
ぜんまい(戻したもの)…60g
(牛肉…100g しょうゆ…大さじ1 1/2
にんにくすりおろし…小さじ1 こしょう…少々)
にんじん…40g ピーマン(緑・赤)…各1個
春雨(乾燥)…40g→戻して150g
ゴマ油…大さじ1 1/2 塩…小さじ1/2
こしょう…少々 水…150ml 白いりごま…大さじ2
薄焼き卵…1枚
● 作り方
牛肉はせん切りにし、( )内の調味料で下味をする。ぜんまいは食べやすい長さに切る。にんじん・ピーマンはせん切りにする。
春雨は熱湯で2〜3分茹でてザルにあけ、水洗いをし食べやすい長さに切れ目を入れて水気をきっておく。
フライパンにゴマ油を熱し、(1)の牛肉を入れて炒める。ほぐれてきたらぜんまいと野菜を加えて更に炒める。
(3)に春雨・調味料・水を加えて水分がなくなるまで炒める。仕上げに白ごまを加えて全体を混ぜる。
器に盛り付け、上に薄焼き卵のせん切りを飾る。
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