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タラノキ(たらのめ)のはたらき
特徴
 タラノキ(タランボ)の芽。タラノキはウコギ科の落葉低木で草原・道のへりなどに多い陽生植物で全国の山野に自生します。幹にはとげがあり、直立し6mの高さとなります。葉は大型で互生し、これにもとげがあります。花は8月頃幹の先に円錐花序の多数の白小花をつけます。果実は秋に熟し、黒色の小球状液果をつけます。
効用
1. 糖尿病予防効果
 たらのめには糖尿病を予防する効果のある成分があることが分かりました。この成分はサポニンの一種でエラトサイドと名付けられています。ラットを使った実験ではブドウ糖の吸収を阻害し、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐことが明らかにされています。またこの成分はアルコールの吸収も阻害しますので、悪酔いの防止もするかもしれません。
タラノキ(たらのめ)
2. 抗酸化作用
  タラノキのエタノール抽出物はベンツピレンを投与したラットのGST活性を50%以上上昇させるだけでなく、SODなどの他の抗酸化酵素の活性を高めたり、血清中のビタミンE濃度を高めて抗酸化力を増強します。また、血清中の脂質濃度を低下させる働きがあります。
3. 抗腫瘍作用
 たらのめより得られたアラリンはガラクトースに特異的なレクチンで、RNA N-グリコシダーゼ活性を有しており、リボゾーム不活性化作用を有しています。ヒトの癌細胞のアポトーシスを通常細胞よりも促進することが報告されており、癌治療薬への応用が期待されています。
4. 肝臓保護作用
 たらのめのサポニンには四塩化炭素により誘導される細胞障害を低減する作用が報告されています。
料理例
タラの芽のくるみ和え
タラの芽…コクがあり、食感がとてもおいしい
タラの芽のくるみ和え
 
● 材料(4人分)
たらのめ…300g
くるみ…60g
砂糖…大さじ2
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
● 作り方
1 たらのめはハカマの部分を剥き、茹でて食べやすい大きさに切る。
2 すり鉢でくるみをすり、砂糖・みりん・しょうゆを加えて混ぜ、たらのめを和える。
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