きのこアドバイザー

はじめに

森林は、自然や緑に対する人々の関心が年々高まる中で自然と人々をむすびつける「場」としてその役割が見直され、また多方面にわたる諸機能が広く再評価されつつあります。

そのような中で、きのこ類は森林(自然界)の中で動物と植物をつなぐ欠くことのできない大事な分野を構成しているばかりでなく、「きのこ狩り」としての人気も根強く、昔も今も人々の間で親しまれています。

また、きのこ類の健康食品としての関心は年々高まっており、各方面でその利用・開発等のさまざまな取組がみられ、今後の消費の拡大が大いに期待されているところです。

ところが、きのこ類がどのような環境に生育しているか、また食べられるのかどうか、その栄養成分や薬用効果はどうなのかなど、人々の素朴な疑問に対して、親切にわかりやすく答えてくれる人が少ないという状況にあります。

このような状況に対処するため、きのこの専門家即ち『きのこアドバイザー』を養成し一般消費者に対して天然、栽培ものを問わず、広くきのこ類全般についての知識や様々な利用方法を伝えるなど、きのこ類への関心を高めることによって、きのこ類の新たな消費の拡大につなげていきたいと考えています。

 

きのこアドバイザーとは

『きのこアドバイザー』とは、きのこ類に関心のある一般の人々に対して、天然きのこ及び栽培きのこに関する知識・情報を伝え、森林・自然ときのこ類のかかわりや健康に良い食材、食品としての利用などについて指導・助言を行う専門家です。『きのこアドバイザー』となるには、本会に設けられたきのこアドバイザー研修・登録委員会により研修生として選考された後、養成研修を受講し、『きのこアドバイザー』として登録されることが必要です。

この『きのこアドバイザー』の養成・登録は、本会が平成9年度から林野庁の助成により行っているもので、これまでに200名余のアドバイザーが誕生し、全国各地でいろいろの場面で活躍しています。

 

きのこアドバイザーになるまで

 
きのこについての一定の知識があると認められる方で、その所属の長又はきのこ同好会会長の推薦を受け、きのこに関する所感分を提出できる方
   
 
応募に当たって、きのこアドバイザー研修申込書及び推薦状並びに所感文を提出していただきます。
   
 
応募された方々から研修生を決定するため、きのこアドバイザー研修・登録委員会が所感文等の審査を行ないます。これによりおおむね25名の研修生を決定します。
   
 
研修は、1週間程度で、講義及び実習(野外を含む)を行ないます。
   
 
研修終了後に研修生は、きのこアドバイザー登録申請書を提出していただきます。
   
 
研修・登録委員会へのきのこアドバイザー登録者名簿記載について諮問
   
 
きのこアドバイザー登録証を交付します。
   
 
きのこアドバイザー登録者名簿を作成し、本会に備え付けます。また、同名簿を林野庁、都道府県担当部局、国公立試験場等に送付し、活用して頂きます。
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