すっかり朝夕涼しくなり、キノコなど秋の味覚が美味しい季節となりました。
でも、秋の味覚を楽しむ際には、ご注意を。
野生のキノコや山野草の場合、有毒なものか、食べられるものかを見分けるのはキノコ狩りのプロでも容易ではありません。
毒キノコや、グロリオサ、イヌサフランなどの有毒植物について、食用のキノコや山野草と見間違えることによる食中毒が発生しています。
自分で確実に見分けることが出来ない、安全に食べられると判断できない場合には、「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」ようにしましょう。
また最近、直売所でも、「クサウラベニタケ」を誤って「ハタケシメジ」として、「クワズイモ」を「里芋の芋茎(いもがら)」として誤って販売され、食べた方が食中毒を起こしたという事案が発生しました。
生産者や販売者のみなさんは、キノコや山草を栽培、収穫、加工、出荷、販売する際には、国や自治体が出している情報を参考に、有毒な種類のものが混ざらないように秋の味覚を楽しみましょう。
詳しくはこちら、
秋の味覚にご注意を!キノコを安全に美味しく食べるために (農林水産省)
食品安全:特用林産物(きのこ、たけのこ、山菜など) (農林水産省)