農林・緑化・園芸用|木炭の新しい使い方
■土壌改良用
土の保水性・透水性を高め、植物の生育を助けます。木炭は土壌改良資材として政令指定されています。
土壌改良用木炭の使い方
- 木炭を十分に土と混ぜて使用します。
- 地表面に露出すると風雨などにより流出したり、土壌中に層を成すと効果が認められないことがあります。
- 土壌の状態(酸性・アルカリ性など)によって木炭の使用量を加減して下さい。
- 播種・植付をする時は、木炭を土壌に散布(混合)後、潅水または降雨の後に行って下さい。
利用例(キヌサヤエンドウ)
木炭使用区(250g)|木炭未使用区
・林業試験場
・1984年11月
・鉢の大きさ(高さ27cm×直径25cm)
・根粒菌が増殖し、発根がよかった
・収穫量が増加した
利用例(キク)
・新宿御苑
・1984年4月~11月
・ヤシガラ粉炭を根圏に10%混入
・さし芽45日後(写真参照)、対象区が3枝に対し、試験
区は6枝が根元より生育している
・試験区は下葉も枯れず、樹勢がよい
写真提供:キングコール株式会社
■融雪用
太陽からの熱を吸収して、早く雪を溶かします。また、融雪後は土壌を改良し植物の生長を助けます。