木炭とは
木炭は世界中で作られており、森林のある国で製炭していない国はないといわれています。木炭はウナギの蒲焼や焼鳥でおなじみですが、日本の木炭の品質は すばらしく、硬くて火持ちの良い高品質木炭の製造技術は、世界的にみても独特なもので誇れるものです。木炭の種類は、樹種・原材料による区分(クヌギ炭、 コナラ炭、オガ炭等)、消火法による区分(白炭、黒炭)、形状による区分(固形炭、粉炭)、使い方による区分(家庭用、工業用等)に分類されます。文化面 では茶の湯にも欠かせませんし、最近では特に農業用や家の調湿用が注目されており、また、水の浄化など環境面にもどんどん使われることが望まれます。
オガ炭-環境にやさしい身近な木炭
オガ炭の原料は、製材工場から出るオガ粉などの木質系資源です。これらを加熱・圧縮し、木材に含まれる成分(リグニンなど)で固めた棒状の成型薪をオガ ライトといいます。オガライトを炭化したオガ炭は、森林資源(バイオマス)を有効活用した、安全で、環境にやさしい木炭なのです。
■木炭の生産統計
木炭の生産統計については、以下のサイトをご参照下さい。