【和歌山県】 山下誠之介
使用しているきのこの種類:しいたけ、乾しいたけ、エリンギ、きくらげ、えのき、まいたけ
<材料(4人分)> ●すまし汁 昆布(だし用) 1枚(10g) 水 4カップ しいたけ 2枚(80g) 乾しいたけの戻し汁 1カップ 柚子の果汁 1/4個 三つ葉 4本
●きのこのいが蒸し団子 鶏ひき肉 60g 木綿豆腐 80g 生姜 5g 柚子の皮 1/4個 乾しいたけ 2枚(15g) エリンギ 1/2個 生きくらげ 2枚 えのき 1/3パック まいたけ 1/3パック もち米 1/2カップ
お好みで柚子胡椒 |
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<作り方> ①昆布で出汁をとる。もち米はあらかじめ水に浸しておき、乾しいたけは水で戻しておく。 ②昆布出汁に乾しいたけの戻し汁を入れて温め、薄切りにしたしいたけを入れる。調味料Aで味を調ととのえて、すまし汁を作る。 ③木綿豆腐をレンジで加熱して水切りする(600wで2分前後)。きのこ類、柚子の皮はみじん切りにする。 ④きのこ、鶏ひき肉、すりおろした生姜、③の豆腐、柚子の皮、調味料Bを入れて混ぜ合わせ、8等分して丸い団子に成型する。 ⑤④の団子の表面にもち米をつけ、蒸し器に並べて20分蒸す。 ⑥すまし汁を入れた器に団子を入れて薬味の三つ葉を添え、柚子の果汁をかけて出来上がり。 (「うずみ」の作法として、先にだし汁を器に入れます) お好みで柚子胡椒を添える。
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<ポイント> ・「うずみ」は和歌山県の郷土料理で、昆布としいたけでとった出汁にごはんをうずめるように入れることから「うずみ」と呼ばれています(所説あり)。今回は出汁にうずめるごはんをきのこたっぷりのいが蒸し団子にアレンジし、うずみが伝わる古座川町平井(平家の落人の集落)の特産品である柚子を使って、より郷土色豊かなレシピに仕上げました。 ・混ぜるきのこは、お好みで色んなきのこに変えることができます。 ・食感も楽しめるよう、きのこをたっぷり使いました。 ・きのこと相性のいい材料を組み合わせ、旨味を引き出せるようにしました。 ・私の苦手なきのこも入れましたが、このレシピで作るとおいしく食べられます。 |