【大分県】 堀井 快功

 使用しているきのこの種類

 乾しいたけ

 

<材料(4人分)>

【しいたけのうま煮】

 乾しいたけ(冬菇)…8枚、しいたけの戻し汁…2カップ、三温糖…大さじ2、

 鷹の爪…1/2本、濃い口しょうゆ…大さじ1強

 

【味噌ダレ】

 (A)赤みそ…大さじ1強(25g)、(A)卵黄…卵黄1/4個、

 (A)三温糖…大さじ2、(A)酒…小さじ2、(A)みりん…小さじ1

 しいたけのうま煮…4枚、鶏ひき肉…40g、白ねぎ1/4本(20g)、ごま油…大さじ1

 

【焼きおにぎり】

 米…1合、押し麦…大さじ3(30g)、しいたけの戻し汁…1合の目盛り+大さじ4(270ml)、

  いりごま(白)…大さじ2強、ごま油…大さじ2、大葉…4枚

 ※材料はおにぎり4個分。三温糖がない時は白砂糖でもよい。

 

<作り方>

【下準備】

 ・乾しいたけは冷水(4カップ)で戻しておく。(冷蔵庫で一晩)

 ・戻し汁は濾して、うま煮(2カップ)、炊飯(270ml)に分けておく。

 ・しいたけの戻し汁を使って、麦ごはんを炊飯する。

【しいたけのうま煮】

 ①しいたけの石づきを取る。

 ②しいたけの戻し汁、①のしいたけを鍋に入れて火にかける。沸騰したらアクを取る。

 ③砂糖と鷹の爪を加えて5分程度煮る。醤油を入れて煮汁が少なくなるまで煮て火を止める。

【味噌ダレ】

 ④しいたけのうま煮4枚分と白ねぎをみじん切りにする(しいたけは粗く切る)。

 ⑤フライパンに油をひき、白ねぎを炒める。香りが立ったら、ひき肉を加えてほぐしながら

  炒める。ひき肉の色が変わったら、刻んだうま煮を加えてさっと炒める。

 ⑥鍋に(A)を入れて、全体をよく混ぜ合わせておく。

 ⑦⑥を火をかけ、木ベラで混ぜながら練る(焦げないように、火加減と鍋底に注意する)。

 ⑧とろみがしっかりついたら火を止め、⑤を加えて全体を混ぜる。

【焼きおにぎり】

 ⑨ご飯が炊き上がったら10分蒸らし、さっくりと混ぜる。

 ⑩おにぎりを4つ握り、両面にいりごまをつける。

 ⑪フライパンにごま油をひき、おにぎりの表面をこんがりと焼く。

【仕上げ】

 ⑫焼きおにぎりの上に、味噌ダレをぬり、しいたけのうま煮4枚分を1枚ずつ乗せる。

 ⑬大葉をひいたお皿に盛り付ける。

 

<ポイント>

赤みそを卵黄で練り、乾ししいたけと鶏ひき肉を加えた“素朴でありながら味わい深い味噌ダレ”がポイントです。