【愛媛県】 上野 マリヱ
使用しているきのこの種類
乾しいたけ、ひらたけ、しめじ
<材料(4人分)>
もち米・・・300g(2カップ) ひらたけ・・・25g
(もち米炒め用) しめじ・・・25g
サラダ油、醤油、酒 各大さじ1 ネギ・・・5g
豚肉(うす切り)・・・125g (具材炒め用)
乾しいたけ・・・25g サラダ油、粉末しいたけ 各大さじ1、こしょう少々
干し海老・・・15g 竹の皮・・・4枚
<作り方>
- もち米は洗って一晩水につけ、調理する前にうちあげ水気を切っておく。
- 乾しいたけは前日から冷蔵庫の中で戻し、干し海老は酒で戻しておく。
- 豚肉、ネギは小口切り、乾しいたけはうす切り、干し海老は水気を切っておく。
- フライパンを熱しサラダ油大さじ1を入れ、乾しいたけ、干し海老の順に香りが出るまで炒め、豚肉、ひらたけ、しめじ、ネギも加え、醤油大さじ1、こしょう、椎茸粉末を入れ味をつける。
- もち米も別のフライパンに大さじ1のサラダ油を加え炒め、醤油・酒各大さじ1で味をつける。
- 4と5を合わせ、4等分して水につけておいた竹の皮で三角錐に包む。
- あらかじめ沸騰した湯の中に入れ30分ゆでる。
<包み方>
葉の厚い方から4分6分で縦長に折り、3分の1ほど手前から向こうに折り返し、三角錐の袋(下がとがった状態)を作って6を詰め、袋ごとまるめ込むようにして巻き込み、三角錐を作るようにして折り込み、たこ糸又は竹の皮を裂いて開かないようにしっかり結ぶ。
<竹の皮が手に入らない場合>
厚手の鍋に5のもち米と鶏ガラスープ1カップを入れ中火にかけて米に水分を吸収させ、4と合わせたものをアルミホイルで包んで蒸気のあがった蒸し器で20分蒸す(この場合醤油大さじ1を控える)。
<ポイント>
山の幸(乾しいたけ、ひらたけ、しめじ)と海の幸(干し海老)をコラボした一品ですが、祖母の時代から我が家に代々伝わる料理です。外出に、またおもてなし料理の一品としてたびたび食卓に並びます。愛媛県(大洲市)ではメンマの材料となる乾燥たけのこの生産が盛んで竹林が多く、竹の皮は梅雨前に拾っておきます。