■炊飯用 水道水のカルキ(塩素)臭が吸着されて水の質がよくなり、また、水のクラスター(分子集団)を小さくするため、ふっくらおいしく炊き上がります。 ■飲料水用 木炭がカルキ(塩素)臭の原因となる塩素を吸着して減少させ、口当たりがまろやかになります。 ■消臭用 木炭には小さい孔がたくさんあり、その表面積は1g当たり200〜400平方mにもなります。この孔が臭いのもとを吸着します。 ■風呂用 木炭からミネラルが溶け出して水が弱アルカリ性になるとともに、浴槽の水の汚れを抑えます。 ■寝具用 木炭を利用した寝具は、湿度を一定に保ち、消臭にも効果があります。 ■インテリア用 自然の作り出す炭の造形を楽しみながら、消臭・調湿・空気浄化などの作用が期待できます。 ■室内空気浄化用 新築建材から出るホルムアルデヒド等の有害物質を吸着し、シックハウス対策として活用できます。 ■鮮度保持用 野菜や果物が熟成・老化する際に出すエチレンガスを吸着するとともに水分を保持し、鮮度を保ちます。 木炭シート使用 木炭シート未使用
木炭シート使用 木炭シート未使用
■床下調湿用 床下の湿気を吸着するとともに、乾燥時には吸い取った湿気を放出して、年間を通じて適度な湿度を保ちます。 木炭処理後1年6か月後 木炭処理前 ■室内調湿用 押し入れや洋服ダンスなどに入れたり、天井や壁などに施工すると湿気を吸着し、乾燥時には吸着した水分を放出して湿度を一定に保ちます。 ■建材用 木炭が室内のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)を吸着する特性を活かして、ボードや塗料、シートなどの建材が開発されつつあります。
木炭処理後1年6か月後 木炭処理前
■土壌改良用 土の保水性・透水性を高め、植物の生育を助けます。木炭は土壌改良資材として政令指定されています。 木炭施用(250g) 木炭未使用 ■融雪用 太陽からの熱を吸収して、早く雪を溶かします。また、融雪後は土壌を改良し植物の生長を助けます。
木炭施用(250g) 木炭未使用
■環境保全用 水中の溶解性物質が吸着され、木炭の表面にできる微生物の膜が水中の有機物を分解し、川や湖沼、池、浄化槽の処理水などの水をきれいにします。 木炭を使った浄化槽 ■水質改善用 水生生物の水槽などに木炭を入れると、水道水に含まれる塩素を吸着します。
木炭を使った浄化槽
■飼料添加用 木炭の吸着作用により家畜の腸内の異常発酵を抑えます。 ■臭気防止用 家畜の飼育舎に木炭を設置すると、悪臭の主成分であるアンモニアをよく吸着します。
■工業原料用 木炭の燃焼ガスは一酸化炭素が多く、不純物が少ないので、冶金など、酸化鉱物の還元用として、また、活性炭の原料などに使われています。 ■電磁波遮蔽用 1000℃以上で炭化した炭には、電気抵抗が低く、電磁波を遮蔽する特性があることがわかってきました。実用化にはまだ時間が必要なようですが、今後の研究に期待が寄せられています。 ビデオプレーヤーの外蓋を外した状態で、ビデオプレーヤーとテレビの間に木炭シートをはさんだもの(左)とはさまないもの(右)。テレビ画面の乱れに違いが見られる 写真協力:株式会社増田屋 ■美術工芸材料用 絵画に使うコンテはサクラ、ヤナギ、ポプラなどを原料とした木炭です。漆器の製作工程では、表面を研磨するために研磨炭という特殊な木炭が使われます。