Japan Special Forest Product Promotion Association

住宅環境資材用|木炭の新しい使い方

住宅環境資材用|木炭の新しい使い方

■床下調湿用

木炭処理前の床下の木材

木炭処理後1年6か月後の床下の木材

床下の湿気を吸着するとともに、乾燥時には吸い取った湿気を放出して、年間を通じて適度な湿度を保ちます。

床下調湿用木炭設置例
写真・図版提供:森林総合研究所

床下調湿用木炭の使い方

  • 通気性を持ち、粉が出ない不織布等に入れてお使い下さい。
  • 1坪(3.3・)当たり160~200リットルを目安として下さい。
  • 床下の金属管に木炭が接触しないようご注意下さい。
  • 1階床下に施工する場合は、上部に20cm以上の空間を設けて下さい。
  • 床下換気口を閉鎖しないで下さい。
  • 住宅の立地条件、土質条件などによっては、その効果が期待されない場合があります。住宅床下調湿用木炭メーカーまたは販売店にご相談下さい。

■室内調湿用

写真提供:有限会社松井工業

押し入れや洋服ダンスなどに入れたり、天井や壁などに施工すると湿気を吸着し、乾燥時には吸着した水分を放出して湿度を一定に保ちます。

室内調湿用木炭の使い方

  • ストーブなどの火気・熱源を避けて置いて下さい。
  • 効果がなくなったら日光に当て、天日干しをして下さい。
  • 使用済みの木炭は、飲料水、風呂、炊飯用などに使用しないで下さい。

■建材用

木炭が室内のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)を吸着する特性を活かして、ボードや塗料、シートなどの建材が開発されつつあります。

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