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毒きのこ
食中毒の多いきのこ 幻覚性きのこ
毒きのこ  
  日本には今までに約2500種(主にきのこ狩りの対象とされるマツタケやシイタケの仲間のハラタケ類に限れば約1500種)のきのこが知られています。
  しかし、食べると中毒を起こし、時には死に至る危険なものも少なくありません。これら毒きのこは分類学的に多くのグループ(6目、18科、約40属)にまたがっています。きのこの食毒の簡便な判別法あるいは毒抜きの調理法として幾つかの方法が言い伝えられてきていますが、これらはいずれも誤りです。
  きのこによる食中毒事故は年によって変動がありますが、過去20年間[1983年(昭和58年)〜2002年(平成14年)]の年平均でみますと事故件数は50件、患者数は209人、また死者数は約1人となっています。
誤ったきのこの食毒判別法及び毒抜き調理法
最近のきのこ中毒死亡事故
食中毒の多いきのこ
ドクツルタケ ツキヨタケ クサウラベニタケ カキシメジ
  日本の毒きのこの種類は200種以上あると考えられます。しかし、毎年、実際に起こっているきのこ中毒事故の内容を調べてみますと、ほぼ10種以内のきのこによって引き起こされ、しかもその大部分は限られた数種類が原因となっていることが分かります。全国的に中毒例の多い種類はツキヨタケ、クサウラベニタケ及びカキシメジの3種で、これらはいずれも消化器系障害型の中毒(嘔吐、下痢、腹痛など)を起こします。
  また、死亡事故の多くはテングタケ類に属するドクツルタケやシロタマゴテングタケによって発生しています。毒きのこによる中毒の症状は、種類によって異なります。毒きのこによる食中毒事故を防ぐには、まず、中毒件数の多い種類、及び命に関わるような危険な種類を優先的に覚えることが大切です。
きのこ中毒のタイプと代表的な原因菌
きのこ類中毒年次別発生件数の変化
きのこ別中毒発生状況
幻覚性きのこ
  摂食することによって幻覚や精神錯乱を引き起こすきのこを総称して幻覚性きのこといいます。幻覚性きのこ類は、人と神をつなぐ「聖なる物」(中米にかつて栄えたアステカ文明におけるテオナナカトルや古代インドのバラモン教の経典リグ・ベーダにある幻覚を起こす聖なる飲み物ソーマなど)として利用されてきた歴史をもちます。幻覚性きのこは含まれる成分によって下記の2つのグループに分けられます。
サイロシビンまたはサイロシンを含むきのこ類 ムシモールやイボテン酸および関連物質を含むきのこ類
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